ノーベル生理学・医学賞に大村智氏…抗寄生虫薬 (YOMIURI ONLINEより抜粋)
スウェーデンのカロリンスカ研究所は5日、2015年のノーベル生理学・医学賞を、大村智さとし・北里大特別栄誉教授(80)ら3人に贈ると発表した。
大村氏は、抗寄生虫薬「イベルメクチン」のもとになる物質を発見。途上国の寄生虫病患者に年1、2回使用することで、失明を防ぐ薬の開発につなげた業績が、高く評価された。イベルメクチンは年間2億人以上が使っている。
日本のノーベル賞受賞者は、青色発光ダイオード(LED)の発明で昨年、物理学賞を受賞した赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏に続いて23人目。生理学・医学賞は1987年の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授、2012年の山中伸弥・京都大教授に続き3人目となる。
大村氏と、同時受賞する米ドリュー大のウィリアム・キャンベル博士の授賞理由は「寄生虫病の新たな治療に関する発見」。中国中医科学院の屠●●トゥーユーユー博士の授賞理由は「マラリアの治療法に関する発見」。賞金は800万スウェーデン・クローナ(約1億1500万円)で、屠氏に2分の1、大村氏とキャンベル氏に4分の1ずつが贈られる。(●は口へんに幼)大村先生の業績のみならず、報道から伝わってくるお人柄が本当に素敵で、いつも人のために役立つことをと常に考えて研究されていらしたとのこと、その結果今回のノーベル賞の受賞につながったことは同じ日本人として大変誇らしく思います。
iPSの山本先生(2012年受賞)に続き、日本人研究者の活躍は世界でも大変注目されています。DiscoveRx日本事業部としても、人のため、世界のための新薬開発にお役に立てるよう引き続き努めて参りたいと思っております。
この度はノーベル生理学・医学賞受賞、誠におめでとうございます!
0 件のコメント:
コメントを投稿