11/11/2015

No.105 Uber (スマーとフォンアプリとGPSを駆使した配車サービス)

皆様、こんにちは。突然ですが、UBER(ウーバー)というサービスをご存知ですか?




2009年にアメリカで生まれた、スマホアプリを使ったタクシー配車サービスです。現在では世界54カ国、250都市以上でサービスを展開しており、日本(東京)にも2013年11月に進出しています。

UBERの特長は、タクシーの配車(呼び出し)から料金の支払いまで、全てアプリ上で完結すること。スマートフォンの地図上で乗車したい場所を指定して近くにいるタクシーを呼び出し、乗車。降車時の支払いは事前にアプリに登録したクレジットカード情報を元に手軽に決済処理できるため、金銭のやりとりが発生せずに利用することが可能です。

何が普通のタクシーと異なるかというと、ドライバーが一般人、車両も個人所有の車ということです。UBERのドライバーとして登録している一般人がタクシーのようにお客様を迎えに行き、目的地まで送り届けるサービスなのです。つまりUBERが行っているのは目的地まで移動したいユーザーと、自分の車と時間を使って少しでも稼ぎたい人とをネット技術によって繋いでいるサービスなのです。

一般人がサービスをする、というと心配になる方も多いとは思いますが、UBERではドライバーおよびユーザーの評価を行うことでサービスの質を保っているそうです。ユーザー側は配車を依頼する際に、ドライバーの評価を5点満点の星の数で確認できます。そして乗車が終わると、ユーザー自身もドライバーを評価するようアプリから求められます。また評価しているのはユーザー側だけでなく、ドライバー側も、ユーザーに対する評価をつけています。このような評価制度によりお互いに悪いドライバーやユーザーにあたるリスクを避け、また質の上昇に結びついているというわけです。

日本ではサービス開始当初はハイヤー(呼び出し専門のタクシー)のみでしたが、2014年3月からはタクシー会社と提携を行い、サービス拡充を図っているとのことです。しかしながら日本ではライセンスのない個人がお金をとって送迎をすることは違法であることから、今後アメリカのようなサービスが普及するまでには法整備が必要とのこと。

車社会のアメリカでは、想像以上に公共交通機関での移動に苦労します。そんな中、UBERは明朗な決済、母国語で配車・行先指定まで可能。また料金交渉も必要ないということで、旅行者や出張者にもとても便利なサービスであると思います。

参考記事:
http://toyokeizai.net/articles/-/57990

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