No.15 DiscoveRx 何て読む？

皆様、こんにちは。カリフォルニアではサマータイムが始まりました。時計を１時間進めましたので、朝いつもと同じ時間に起きても空は暗く、その分夜日が落ちるのが遅くなりました。仕事が終わってもまだ外が明るいのはいいのですが、朝起きて外が真っ暗なのは辛いです。

さて、今日は弊社DiscoveRx社の読み方についての話題です。下記のようにいろいろと呼ばれた経験があります。

• ディスカバリーエックス
• ディスカバーアールエックス
• ディスカバーレックス
• ディスカバックス

などなど。

実は｢ディスカバーエックス｣が正解です。日本語で表すとどのような表記・発音になるのか、紛らわしいですよね。

なぜDiscoveRxのRが大文字なのか、というのも質問されることがあります。

そもそもDiscoveRxの由来は、【Discover　＋　Rx】なのです。

Discover =　発見する　ですが、Rxはあまり馴染みない方もいらっしゃいますでしょうか。Rxとは処方箋（Prescription）のことをあらわします。なぜPriscriotionがRxになったのでしょうか。

実はRxの由来はラテン語の Recipe (レシピ) から来ているそうです。昔は薬草などの調合をするための方法を書いていたものが処方箋であり、それが薬のレシピだったそうです。そのため、処方箋のことをレシピと呼んでいました。 「Recipe of x」 →　省略されて Rx となったそうです。

アメリカでは日常で用いられる単語であり、処方箋番号はRx#ooooo　のように表記されます。

話を元に戻しますと、【Discover (発見する）　＋　Rx（処方箋）】ということで、【新しい処方箋（つまり薬）を発見する】ことに貢献することを意味して会社名がつけられたというわけです。今後とも創薬研究に役立つさまざまなテクノロジー・研究ツールを提供し続けてまいりたいと思っております。

DiscoveRx Corporation
米国カリフォルニア州を拠点とするDiscoveRx社では、

下記3つのコアテクノロジーを軸に、創薬研究に役立つさまざまな創薬ターゲットや

表現型（フェノタイプ）に対する研究ツールを開発・提供しています。

これらの技術は世界中の製薬・バイオ企業や研究機関にて活用されています。

弊社では、独自の技術を用いた製品およびサービスを通じて、

新規医薬品の開発に貢献することをミッションとし、

お客様の創薬研究の効率化に役立つ最先端の技術および製品・サービスを提供し続けます。

■　各種受容体セルベースアッセイサービス・製品 (GPCR/RTK/NHR等)

■　キナーゼ阻害剤プロファイリング：KINOMEscan® (キナーゼ)/BROMOscan®（エピジェネティクス）

■　ヒト由来プライマリー細胞を用いた表現型プロファイリング：BioMAP^®

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