[プレスリリース] PathHunterインターロイキン・セルベースアッセイ発売
創薬研究に役立つさまざまな研究ツールを開発・提供するDiscoveRxは、この度PathHunter@インターロイキン・セルベースアッセイをリリース致しました。
インターロイキンとは、免疫調節に携わるサイトカインのグループの一つであり、自己免疫疾患や免疫不全の多くの難病へもインターロイキンが重要な役割を果たしていることから、創薬ターゲットとして大変注目を浴びています。
PathHunterインターロイキン・セルベースアッセイは、細胞表面の受容体間の相互作用(二量体化)を通じて、受容体の活性化状態を測定します。Ready-to-useのセルベースアッセイは、アッセイ開発にかかる時間(およそ3-6ヶ月)やコストを省くのみならず、24時間以内という短時間で結果が出ることからも、研究開発の効率向上につながります。
また、 高感度・高再現性かつ、簡易なアッセイプロトコールを誇るDiscoverXインターロイキン・セルベースアッセイ系は、機能的スクリーニング・キャラクタリゼーション・バイオ医薬品開発におけるQCロットリリースアッセイなど、創薬開発のあらゆるステージでご活用いただけます。
PathHunterインターロイキン・セルベースアッセイの詳細はこちらから。
プレスリリース原文はこちらから。
PathHunter二量体化アッセイ系では、ターゲット受容体の一方にはProLink™ (PK) 、一方にはEnzyme Acceptor (EA) をタグ付けした受容体を発現させています。リガンド結合によって受容体二量体化が起こり、それに伴い立体的に隣接したPKとEAが結合し、β-Galの活性型酵素が再構成されます。β-Gal活性によって加水分解された基質の化学発光シグナルを測定することにより、受容体の二量体化に対する試験物質の作用を同定します。
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