8/19/2016

No.183 GM-CSF治療薬のスクリーニングやQCロットリリースに最適

DiscoverXのPathHunterインターロイキン・セルベースアッセイは、細胞表面の受容体間の相互作用(二量体化)を通じて、受容体の活性化状態を測定します。Ready-to-useのセルベースアッセイは、アッセイ開発にかかる時間(およそ3-6ヶ月)やコストを省くのみならず、24時間以内という短時間で結果が出ることからも、研究開発の効率向上につながります。

また、 高感度・高再現性かつ、簡易なアッセイプロトコールを誇るDiscoverXインターロイキン・セルベースアッセイは、機能的スクリーニング・キャラクタリゼーション・バイオ医薬品開発におけるQCロットリリースアッセイなど、創薬開発のあらゆるステージでご活用いただけます。

顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF、別名CSF2)は、感染防御プロセスである炎症反応において重要な役割を果たしています。臨床においては、好中球減少症やクローン病、近年ではがん免疫治療法などで免疫刺激因子やワクチン・アジュバントとして利用されています。しかしながら、これまではGM-CSFを創薬ターゲットとした治療薬のスクリーニングやQCロットリリースに用いるin vitroセルベースアッセイの開発が困難でありました。

そこで、DiscoverXのPathHunter U2OS CSF2RB/CSF2RA Dimerization Cell Lineによって、従来困難であったGM-CSF治療薬のGM-CSFおよび受容体への応答性を24時間以内に特異的かつ高い再現性をもって検出することが可能となりました。


>> PathHunter GM-CSFアッセイの特長 <<
 ● 24時間以内にデータ取得
 ● シンプルなプロトコール
 ● 高い特異性と再現性を実現



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