9/23/2016

No.192  免疫チェックポイント阻害剤の評価に!iONCscan受託サービス開始

がん免疫療法(Immuno-Oncology)は、近年の創薬研究開発において最も脚光を浴びている領域であります。がん細胞とホスト免疫システム間の複雑な相互作用をコントロールすることが新たながん免疫療法の確立へとつながります。

免疫応答調節は免疫チェックポイントによって厳密にコントロールされており、多くのがんがこれらの機構を利用しています。免疫チェックポイント阻害剤は、チェックポイント受容体をブロックしたり、活性化したりすることで、がん細胞によって抑え込まれた免疫の働きを復活させる強力なツールであります。

免疫チェックポイント阻害剤をスクリーニングする従来のアッセイ法は、プロトコルが長く複雑であったり、アッセイ構築に時間がかかるなど様々な問題がありました。このような欠点を補いながら細胞生物学を保持する簡便で迅速、高再現性を特長とするセルベースアッセイが、DiscoverXの免疫チェックポイント・セルベースアッセイです。

これまで細胞株としてのみ販売をしておりましたDiscoverXの免疫チェックポイント・セルベースアッセイに、この度受託サービスが登場致しました。DiscoverXのiONCscan 受託サービスでアッセイ開発時間および費用を削減し、がん免疫療法治療薬の開発スピードを加速しませんか?

[iONCscanサービスの特長]
● 短納期 (サンプル受領後、30日間で結果送付)
● 候補物質のランク付けや既存の薬剤との比較
● 低分子化合物・バイオ医薬品どちらもスクリーニング可能
● お好みのチェックポイントアッセイターゲットに対して試験物質の効果を測定
  (Single PointおよびDose Response Curve (用量反応曲線))

[アッセイリスト]
Assay
Cell line
Ligand
Jurkat
PDL1, PDL2
U2OS
4-1BB-L
U2OS
TWEAK
U2OS
Anti-TIM3 Antibody [344801]
U2OS
Human VISTA Antibody

[PD-1シグナルアッセイ原理]


[ポスターダウンロード]
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