11/18/2016

No.207 サンクスギビングホリデー(感謝祭)

アメリカでは11月第4週木曜日が感謝祭の祝日となります。また感謝祭翌日の金曜日も祝日扱いとされることが多く、一般的には4連休となります。公立学校はその週月曜日から丸々1週間が休暇となります。


感謝祭の由来 
感謝祭は、イギリスからマサチューセッツ州のプリマス植民地に移住したピルグリム・ファーザーズの最初の収穫を記念する行事であると一般的に信じられている。ピルグリムがプリマスに到着した1620年の冬は大変厳しく、大勢の死者を出したが、翌年、近隣に居住していたインディアンのワンパノアグ族からトウモロコシなどの新大陸での作物の栽培知識の教授を得て生き延びられた。 
1621年の秋は、特に収穫が多かったので、ピルグリムファーザーズはワンパノアグ族を招待して、神の恵みに感謝して共にご馳走をいただいたことが始まりであるとされる。イギリス人の入植者もワンパノアグ族も秋の収穫を祝う伝統を持っていて、この年のこの出来事は特に感謝祭と位置づけられてはいなかった。プリマス植民地で最初に祝われた1623年の感謝祭は食事会というよりもどちらかというと教会で礼拝を行って、神に感謝を捧げる宗教的な意味合いが強かった。
~~ Wikipediaより~~


現在の感謝祭は、日本の年末年始のように親戚・家族で集まります。学校も1週間お休みになりますので帰省する人も多いです。感謝祭当日はファーストフードを含む多くのお店は休業、スーパーマーケットも午後2時頃に閉店します。前もってご馳走の準備をし、当日は家でサンクスギビングディナーを囲みます。サンクスギビングディナーといえば七面鳥ですね。

[七面鳥に関する豆知識]

2億3,300万羽 
2015年に食用に飼育された七面鳥の数。

2億1,200万羽
2015年に米国で消費された七面鳥の数。サンクスギビングに年間消費量の約1/5の4,600 万羽がサンクスギビングで消費されました。

National Turkey Federationの調査によると、アメリカ人の約88%がサンクスギビングデーに七面鳥を食べるそうです。


参考:Turkey History & Trivia

上記データからもわかりますように、アメリカではたくさんの七面鳥がサンクスギビングデーやクリスマスで消費されます。ちなみにDiscoverX本社があるフリーモント市では、野生の七面鳥がよく見かけられます。民家の前庭で休んでいたり、道路を渡っていたり、実はかわいらしいのです。(もちろん野生の七面鳥は食卓にはあがりません。)


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