2020年3月9日収録
[Methods] BioMAPプロファイリングから、9種の臨床的毒性シグネチャーが抽出した。これらのシグネチャーは、4,500以上の既存化合物指標の含まれるデータベース、および、臨床知見をもとにした生物学的な関連付けによってそれぞれの副作用に特異的に紐付けられることを確認した。
[Results] EPAのToxCastプログラム・Phase II化合物766種のBioMAP毒性シグネチャーの解析を実施し、半数もの試験物質より次の毒性シグネチャーが検出された:acute toxicity (90個), T-cell immunosuppression (279個), skin irritation (62個), liver toxicity (51個), organ toxicity (269個), skin rash (9個), skin sensitization (180個), thrombosis-related side effects (61個), vascular toxicity (25個)。まずは、organ toxicityを示した毒性シグネチャーの269種の内、92%が特異的に臓器毒性が示唆されていることが判明。さらに、毒性シグネチャーが重複していた残された8%はLiver Toxicityを示しており、さらに密度の高い毒性予測情報できるを得ることが考えられる。
[Conclusion] これらの結果は、ヒト由来プライマリ細胞を用いたin vitroの表現型プロファイリングデータによるシステムバイオロジーのアプローチが、毒性メカニズムの解明につながると示唆されている。臨床における安全性薬理の主軸である毒性メカニズムを予測することにつき、有効な手法であると期待される。
This webinar was recorded on March 9th 2020 for Japanese Safety Pharmacology Society 11th annual meeting in 2020.
ウェブセミナー ご視聴はこちらから★
ウェブセミナー 配布資料はこちらから★
関連資料のダウンロード
- EUROFINS DISCOVERY PHENOTYPIC SERVICES
- BioMAP TOXICITY SIGNATURE ANALYSIS
- [White Paper] Models of Human Tumor Microenvironments Created for Phenotypic Profiling Reveal the Promise – and Challenge – of IDO Inhibitors
- [White Paper] Phenotypic Profiling Identifies Biomarkers and Mechanisms of Toxicity
- BioMAP DiversityPLUS パネル サンプルレポート
特別価格のご案内
ヒト由来プライマリー細胞を用いたアッセイシステムでヒトの体内での薬効反応をモニタリング予測を可能とする、BioMAP DiversityPLUSパネル。既存のデータベースおよびデータマイニングを用いて臨床での毒性シグネチャ予測を行うBioMAP Toxcity Signature Analysisを特別価格にて提供させていただいております。キャンペーン詳細は末尾のお問合せ先までお気軽にお問合せください。
対象パネル:BioMAP Toxcity Signature Analysis
プロモーション期間:2020年6月末まで
ご不明な点やご質問等ございましたらお気軽にお問合せくださいますようお願い申し上げます。
。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚。*゚*
★Eurofins Discoveryでは、創薬に役立つ技術・サービスに関するニュースレターを配信しています。配信をご希望の方は下記フォームよりお知らせください。
ご意見・ご質問は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。
。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚。*゚*
0 件のコメント:
コメントを投稿