2020年3月19日収録
Comprehensive In Vitro Proarrhythmia Assay(CiPA)イニシアチブは、米国食品医薬品局(FDA)、カナダ保健省、欧州医薬品庁、日本の国立衛生研究所を含む様々な機関およびコンソーシアムにて構成されている。CiPAイニシアチブの主な目的は、TdPの臨床におけるリスクを予測評価するための新しいパラダイムの採用を促進することである。
Eurofins Discoveryでは、CiPAコンソーシアムと協力して、次のイオンチャネル電流を検証した(INa、INaL agonist/antagonist, ICaL, Ito, IK,IKr, IKr, IK1)。また、心筋細胞機能に対する薬物の影響の総合評価を提供するために、ヒト人工多能性幹細胞由来の心室心筋細胞を評価した。幹細胞筋細胞は、単一成分分析のシステムを遥かに超える、より生理学的かつ動的なシステムであることから、心臓安全性リスク評価のためのより包括的な優れた前臨床モデルとなりうる可能性を示した。
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