BioMAP システムとは、ヒトの疾患に限りなく近い微小環境のもとでの薬理反応を測定する試験化合物・物質のフェノタイプ（表現型）プロファイリング技術であります。
各システムは、一連のヒトプライマリー細胞を用いて、臨床結果や論文上で報告されている直接疾患に関与しているタンパク質やサイトカイン等の発現レベルを測定することによって、各試験物質にユニークなタンパク質発現プロファイルを作製します。
その試験物質プロファイルを、DiscoveRx社が保持している4,000以上もの薬剤プロファイルと直接比較することによって、薬剤の生物学的機能の詳細、特異性の解明、副作用や毒性の同定など、試験化合物・物質のヒト薬理学特性について迅速に評価することができます。
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【BioMAPサービス一覧】
Diviersity PLUS Panel
特長：
- 候補化合物の新規作用機序の解明
- 100種類以上のターゲットおよびメカニズムを一度に分析
- アッセイから得られた候補化合物のBioMAPプロファイルと臨床データとの相関分析
サービス内容：
- 12種類のBioMAP Systems解析
- 148種類のバイオマーカーに対し、4濃度(N=1)
Predictive Tox Panel
特長：
- 候補化合物の薬効評価、安全性や毒性を予測
- アメリカ合衆国環境保護庁（EPA）が作成した潜在的薬理安全性・毒性を同定するアッセイシステム
サービス内容：
- 8種類のBioMAP Systems解析
- 87種類のバイオマーカーに対し、4濃度(N=1)
Oncology Systems Panel
特長：
- 腫瘍細胞株とヒト由来プライマリー細胞によって構築された癌疾患モデルシステム
- 固形腫瘍細胞とホスト血管・免疫・間質などの細胞微小環境の相互作用を検討
- 制御機構やフィードバックメカニズムを予測
- 抗がん剤併用療法の評価
サービス内容：
- 2種類のBioMAP Oncology Systems解析 (HT-29とNSCLCモデルの2種類)
- 41種類のバイオマーカーに対し、4濃度(N=3)
T Cell Autoimmune Panel
特長：
- 免疫細胞とヒト由来プライマリー細胞によって構築されたT-Cell自己免疫疾患モデルシステム
- 免疫細胞微小環境やT-及びB-Cell細胞応答に適応
サービス内容：
- 4種類のBioMAP Systems解析
- 51種類のバイオマーカーに対し、4濃度(N=3)
Fibrosis System Panel
特長：
- 筋線維芽細胞や上皮細胞などによって構築された線維症疾患モデルシステム
- 線維症や創傷治癒、慢性炎症などの疾患における候補化合物の活性評価
サービス内容：
- 3種類のBioMAP Fibrosis Systems解析
- 54種類のバイオマーカーに対し、4濃度(N=3)
Systems ELECT
特長：
- ヒトの主要な疾患生物学を広く網羅するBioMAPモデルシステムから目的に合わせたシステムのみを選択可能
- 薬剤の組み合わせの評価・薬効評価に最適
- 22種類のモデルシステムから選択可能
サービス内容：
- 選択されたBioMAP Systemでの解析 4濃度(N=3)
ComboELECT
特長：
- コンビネーションアレイを用いて2種類の薬剤を組み合わせた場合の作用・副作用を確認
- 薬剤の組み合わせの評価・薬効評価に最適
- 22種類のモデルシステムから選択可能
サービス内容：
- 選択されたBioMAP Systemでの解析 4濃度(N=3)
EC50 ELECT
特長：
- BioMAP Diversity PLUSやPredictive Tox Panelのフォローアップ研究に最適
- 定量的測定法によるEC50値の同定
- リード化合物の最適化と優先順位付け
- 22種類のモデルシステム・150種類以上のバイオマーカーから選択可能
サービス内容：
- 選択されたBioMAP SystemでEC50を測定 7濃度(N=3)
カスタムパネル
特長：
- ヒトの主要な疾患生物学を広く網羅するBioMAPモデルシステムから目的に合わせたカスタムパネルを構築
- 22種類のモデルシステム・150種類以上のバイオマーカーから選択可能
- 必要なリードアウトのみを選択することで、コストを削減
サービス内容：
- ご指定のBioMAP Systemおよびリードアウトでの解析
★ BioMAP新サービスに関する無料ウェブセミナーをご覧いただけます。
【保存版ウェブセミナー】 3種の新規BioMAPサービスのご紹介：線維症・オンコロジー・コンビネーション評価パネル
eSeminarの課題:
- BioMAPスクリーニング技術の概要
- BioMAP 線維症システム、オンコロジーシステム及びコンビネーション評価システムのご紹介
- ケーススタディ [免疫チェックポイント阻害剤のスクリーニング]
- フェノタイプ創薬と化合物プロファイリングへの適用
ウェブセミナー 録音版はこちらから★
ウェブセミナー パワーポイント資料はこちらから★
2015年4月3日収録分
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★ DiscoveRx社では、創薬に役立つ技術・サービスに関するニュースレターを配信しています。配信をご希望の方は、Eメールにてお知らせください。
★DiscoveRx社は、2015年7月開催のインターフェックスJAPANに出展いたします。多くのお客様とお会いできますことを楽しみにしております。無料招待券をご希望の方は下記アドレスまでご連絡ください。
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